
「洗濯物を干そうとしたら腕が痛くて上がらない」「背中に手が回らない」そんな悩みを抱えていませんか?
それ、もしかすると「五十肩(ごじゅうかた)」かもしれません。
五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩の関節やその周辺の組織に炎症が起こり、
痛みと動かしにくさが現れる状態です。特に腕を上げたり、後ろに回したりする動作が困難になります。
今回は、五十肩で腕が上げにくくなってしまった方に向けて、改善につながる考え方と、
日常でできるやさしいケア方法を紹介します。
五十肩ってどうして起こるの?
原因は、はっきりとは解明されていませんが
加齢に伴って肩の筋肉や腱、関節包などの柔軟性が低下したり
血流が悪くなったりすることで、肩の動きが制限されやすくなると考えられています。
特に、
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肩を動かさない生活が続いている
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巻き肩や猫背など、姿勢が悪くなっている
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インナーマッスル(肩を安定させる筋肉)がうまく働いていない
こうした要因が重なると、肩関節の動きに偏りが生まれ、結果的に肩に炎症が起きやすくなります。
痛みが強いときは無理をしないことが第一
五十肩には「急性期」「慢性期」「回復期」と呼ばれる3つの段階があります。
急性期(発症~数週間):
動かさなくても痛い・夜中にズキズキ痛む
→ この時期は無理に動かさず、安静と冷却が大切です。
慢性期(数週間~数か月):
日中は痛みが軽くなってくるが、動かすと痛い・可動域が狭い
→ 軽めの運動やストレッチで少しずつ動きを広げていく時期。
回復期(数か月~1年):
痛みが減り、可動域も回復してくる
→ 積極的に運動を取り入れて、肩の機能を戻していく段階です。
痛みの強いときに無理に腕を上げようとすると、かえって炎症を悪化させてしまうことがあります。
まずは自分の状態を知り、今のフェーズに合ったケアをすることが大切です。
腕を上げやすくする簡単セルフケア
ここでは、五十肩の改善に役立つ、やさしいセルフケアを2つご紹介します。
※痛みが強くなる場合はすぐに中止してください。
1. 肩鎖関節はがし
目的:肩と鎖骨を繋ぐ関節(肩鎖関節)の硬さを取る。
やり方:肩鎖関節の鎖骨側を掴んで10秒間鎖骨を揺らす
ポイント:痛みがない範囲でしっかり動かす
2. 母趾内転筋はがし
目的:肩と腕の連動を助ける「母指内転筋」を緩めることで、肩の動きを改善
母指内転筋は、親指のつけ根から手のひらの内側にある筋肉で、実は肩や腕の動きと連動している重要な筋肉です。
デスクワークや家事で手をよく使う方は、ここが硬くなって肩の動きに悪影響を与えていることもあります。
やり方:
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母指内転筋を探す。
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反対の手の親指と中指で掴みながら、親指を人差し指側に寄せる。
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掴んだ状態で手首を5回内側に捻る。
ポイント:肩に関係なさそうに見えても、指先〜前腕〜肩は1本のラインでつながっています。手の筋肉をゆるめると、肩の動きがスムーズになる方も多いです。
整体や鍼灸のサポートもおすすめ
五十肩は自然に回復することもありますが、長引くと1年〜2年ほど不自由な状態が続くこともあります。
そのため、以下のようなサポートも早期改善につながります。
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整体による姿勢改善と関節の動きの調整
→ 巻き肩や猫背の改善、肩甲骨周囲の可動性アップ
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鍼灸による血流促進と痛みの軽減
→ 肩周辺の血流改善や、筋肉の緊張緩和、自律神経の調整にも効果的です
まとめ:焦らず、やさしくケアしよう
五十肩による腕の上げにくさは、とても不便でストレスになりますが、正しいケアを続ければ少しずつ改善が見込めます。
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急性期は無理せず安静に
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痛みが落ち着いてきたら、軽い運動で肩の動きを取り戻す
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姿勢の見直しや、専門家のサポートを取り入れることも効果的
焦らず、自分のペースで体と向き合っていきましょう。
「最近肩が痛くて腕が上がらない…」という方は、ぜひ一度、西荻窪南口きりん堂鍼灸接骨院までご相談ください。あなたの回復を全力でサポートします!
