西荻窪駅南口徒歩5分、西荻窪南口きりん堂整骨院です。
こんにちは、皆さま。いつもお越しいただきまして、ありがとうございます。
今回は30歳代から50歳代に多くの方に見られる「五十肩」について詳しくお話しします。
【1.五十肩とは】
五十肩、その名の通り、五十歳頃になると肩が痛くなる現象を指します。
しかし、名前から想像するように必ずしも五十歳だけで起こるわけではありません。
特に30代から50代の女性に起こりやすく、
正式には「肩関節周囲炎」または「腱板炎」などの総称として呼ばれます。
“肩関節周囲炎“とは、肩関節を形成する筋肉や腱、
包帯などの組織が炎症を起こす病態を指します。
その結果、肩の動きが制限され、肩に痛みが生じます。
“腱板炎“は、肩関節を固定している4つの筋肉(ローターカフと呼ばれる)の
一部である腱板が炎症を起こす状態を指します。
これも肩の痛みや可動域の制限といった五十肩と類似の症状を引き起こします。
【2. 五十肩の症状とは】
五十肩の主な症状は肩の痛みと肩の可動域の制限です。
肩の痛みは、夜中や早朝に特に強く感じることが多く、
ひどい場合は眠ることも困難になることがあります。
また、肩の可動域が制限されるために、
日常的な動作も困難になることがあります。
例えば、洗髪や洋服の着替え、高いところへの手の伸ばし等が困難になります。
【3. 五十肩の原因】
五十肩の詳しい原因はまだはっきりとしていませんが、
一般的に考えられる原因はいくつかあります。
まず、肩関節を囲む筋肉や腱、関節包などの炎症により肩が硬くなること、
そして関節の変形や筋肉の衰えが原因とされています。
また、ストレスや過労、更年期障害や甲状腺機能低下症等の内分泌異常も関連があるとされています。
【4. 五十肩の改善方法】
五十肩の改善方法は主に以下のようなものがあります。
リハビリテーション: 物理療法や理学療法が有効です。
特に、専門家の指導の下で行うストレッチングや
筋力強化運動は肩関節の動きを改善します。
薬物療法: 痛みや炎症を抑えるための非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や
ステロイドの注射などが用いられます。ただし、長期間の使用は副作用があるため、
医師の指導のもとで利用するべきです。
生活習慣の見直し: ストレスの軽減や適度な運動、
バランスの良い食事など全体的な健康状態の改善も効果的です。
手術: 重症の場合、肩関節の可動域を改善するために手術が必要となることもあります。
炎症薬(NSAIDs)やステロイドの注射などが用いられます。
ただし、長期間の使用は副作用があるため、医師の指導のもとで利用するべきです。
生活習慣の見直し: ストレスの軽減や適度な運動、バランスの良い食事など全体的な健康状態の改善も効果的です。
手術: 重症の場合、肩関節の可動域を改善するために手術が必要となることもあります。
【5. まとめ】
五十肩は、30歳から50歳代の女性にとって非常に厄介な問題です。
その症状は肩の痛みと動きの制限で、
これらは日常生活に影響を及ぼす可能性があります。
その原因は完全には解明されていませんが、
筋肉や関節の炎症、
内分泌異常などが関与していると考えられています。
治療としては、リハビリテーション、薬物療法、生活習慣の見直し、
そして手術が考えられます。
特に、痛みが強い場合や日常生活に影響が出る場合は、
早期に専門医に相談し、適切な治療を受けることが重要です。
五十肩に悩まされている方へ
この記事が一助となり、少しでも早く日常生活に戻れることを願っています。
次回も皆さまの健康に役立つ情報をお届けしますので、お楽しみに!