
朝はそこまで気にならない。
午前中も仕事はできる。
でも、15時、16時くらいになると、
こめかみや後頭部が重くなってくる。
仕事が終わるころには、
「早く横になりたい」
と思うくらいつらい。
このような頭痛はありませんか?
特にデスクワークが多い方では、
午前中は平気なのに、夕方になると頭痛が出る
という相談をよく聞きます。
そんなとき、
「姿勢が悪いからですね」
「肩が硬いからですね」
だけで終わらせるのは少しもったいありません。
西荻窪南口きりん堂接骨院では、
“夕方になるまでの数時間に、身体へどんな負担が積み重なっていたのか”
を見ていきます。
夕方の頭痛は「その瞬間」より「そこまでの過ごし方」を見る
例えば、
朝9時から仕事。
10時までは平気。
お昼前に肩が少し重い。
14時ごろから首の付け根がつらい。
16時になると頭がズーンと重い。
18時にはこめかみまで気になる。
このように、
肩や首の疲れが先に出て、その後に頭痛が重なる
方もいます。
反対に、
肩こりはそこまで感じないのに、
画面を長く見た後だけ目の奥やこめかみがつらくなる方もいます。
だから、
「夕方に頭が痛い」
という一言だけではなく、
何時ごろから、どんな順番で症状が出るのか
を見ることが大切です。
「何時間パソコンを見ているか」より「休まず続けている時間」
デスクワークの方に、
「パソコンは一日何時間くらいですか?」
と聞くと、
「7〜8時間です」
という答えが返ってくることがあります。
でも、それだけでは足りません。
同じ8時間でも、
30〜40分ごとに立つ人と、
2〜3時間ほとんど姿勢を変えない人では、身体への負担のかかり方が違います。
私たちが聞きたいのは、
“合計何時間”より、“何分連続で同じ姿勢を続けているか”
です。
夕方の頭痛がある方では、
「午前中から一度も立たずに仕事していた」
「昼休みもスマホを見ていた」
ということも少なくありません。
頭より先に「首の付け根」が重くなっていないか
夕方に頭痛が出る方は、
少し前を振り返ってみてください。
頭が痛くなる前に、
首の付け根が重くなっていないでしょうか。
例えば、
首の後ろが重い
↓
肩も張ってくる
↓
後頭部がズーンとする
↓
こめかみまで気になる
という流れです。
こうした方では、
頭だけを見るより、
首・肩・肩甲骨・胸郭の使い方
まで一緒に見る必要があります。
デスクワークでは「頭の位置」が少しずつ変わる
朝は比較的まっすぐ座れていても、
仕事が続くと、
少しずつ身体が変わってくることがあります。
最初は背もたれを使っていた。
昼過ぎから前のめりになる。
夕方には顔が画面へ近づく。
肩も上がってくる。
本人はその変化に気づいていないこともあります。
つまり、
夕方の姿勢は、朝の姿勢と同じとは限りません。
だからこそ、
「あなたは猫背ですね」
と一回見ただけで判断するのではなく、
疲れてきたときに身体がどう崩れるか
を見ることが大切です。
「良い姿勢をずっとキープ」しなくて大丈夫です
頭痛がある方ほど、
「姿勢を正さなきゃ」
と頑張りすぎることがあります。
胸を張る。
肩を下げる。
あごを引く。
ずっとその姿勢を維持する。
でも、これも疲れます。
本当に大切なのは、
一つの姿勢を完璧に保つことではなく、同じ姿勢に固まり続けないこと
です。
背もたれを使ってもいい。
少し座り直してもいい。
立ってもいい。
少し歩いてもいい。
身体は動くことで負担を分散できます。
夕方になると目の奥までつらい場合
夕方の頭痛では、
目の疲れも一緒に出る方がいます。
例えば、
-
画面がまぶしい
-
目が乾く
-
ピントを合わせにくい
-
こめかみまで重い
-
目の奥がズーンとする
といった症状です。
この場合も、
「眼精疲労だけ」
とは限りません。
画面を見るために頭が前へ出たり、
集中して肩が上がったり、
食いしばったりしていることもあります。
つまり、
目・首・肩・あごの緊張が重なっている
こともあります。
休憩するとどのくらい変わる?
夕方の頭痛で、ぜひ確認してほしいことがあります。
それが、
休憩するとどのくらい変わるか
です。
例えば、
5分立つと少し楽。
外を歩くと軽くなる。
横になると楽。
首を軽く動かすと変わる。
逆に、
休んでも全く変わらない。
むしろどんどん強くなる。
この違いはとても重要です。
西荻窪南口きりん堂接骨院では、
何をすると軽くなり、何をすると悪化するのか
も確認します。
夕方頭痛の方におすすめしたい「小さな休憩」
大げさなストレッチをする必要はありません。
むしろ、
仕事中なら続けやすいことの方が大切です。
例えば、
-
30〜60分に一度立つ
-
肩を軽く回す
-
一度画面から目を離す
-
背もたれを使って座り直す
-
数回ゆっくり呼吸する
-
少し歩く
これくらいでも十分です。
ポイントは、
頭痛が強くなってから休むのではなく、強くなる前に一度身体を変えること。
夕方16時に毎日つらくなる方なら、
15時になる前に一度休憩を入れてみる。
そんな考え方もできます。
西荻窪南口きりん堂接骨院では何を見るのか
当院では、
夕方に頭痛が出る方に対して、
頭だけを見るわけではありません。
必要に応じて、
-
頚椎の動き
-
首の付け根
-
肩甲骨
-
胸椎
-
胸郭
-
頭の位置
-
あごまわり
-
デスク姿勢
-
連続作業時間
-
休憩後の変化
などを確認します。
特に大切にしているのは、
その場で首が硬いかどうかより、“夕方になるまでに何が積み重なっているか”
です。
身体の状態に合わせて、
関節モビライゼーション、筋膜へのアプローチ、トリガーポイント療法、カウンターストレイン、メディカルマッサージなどを組み合わせます。
そして、
施術後には、
首を動かす。
座ってみる。
画面を見る姿勢を再現する。
など、
実際に頭痛が出やすい条件に近づけて再確認
します。
「その場で楽になった」だけで終わらせない
夕方の頭痛では、
施術直後に楽でも、
翌日の夕方にまた出ることがあります。
だから、
その日の変化だけではなく、
何時ごろまで楽だったか
も大切です。
例えば、
いつも16時に頭痛が出る。
施術後は18時まで出なかった。
あるいは、
頭痛は出たけれど、強さが軽かった。
こうした変化も大切な情報です。
つまり、
夕方頭痛では、
症状が出る“時間”そのものも評価になります。
こんな頭痛は「仕事疲れ」と決めつけないでください
夕方に出る頭痛でも、
次のような症状がある場合は医療機関への相談を優先してください。
-
突然、今までにない強い頭痛が出た
-
発熱を伴う
-
ろれつが回りにくい
-
手足に力が入りにくい
-
強いしびれを伴う
-
意識がぼんやりする
-
視界がおかしい
-
吐き気や嘔吐が非常に強い
-
頭痛が急速に悪化している
「仕事のせいかな」で済ませず、いつもと違う頭痛は医療機関へ相談することが大切です。
夕方の頭痛は「一日分の積み重ね」として考える
夕方になると頭が痛い。
そうすると、
「肩が凝っているから」
「姿勢が悪いから」
と考えやすいものです。
でも実際には、
何時間同じ姿勢だった?
どのくらい画面を見た?
頭痛より先に首は重くなった?
休憩すると変わった?
何時ごろから症状が始まった?
こうした流れを見た方が、その人の特徴が分かりやすくなります。
夕方に頭痛を繰り返す方は、
明日から、
「頭痛が出た時間」と「その前に何をしていたか」
を一度だけでも確認してみてください。
その情報が、夕方の頭痛を考える大切なヒントになります。
頭痛シリーズ
次は、首の付け根から後頭部にかけて重い方へ。
