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靴下を履くと股関節が痛いのはなぜ?深く曲げたときの「詰まり感」を見分ける

2026.09.14

靴下で股関節の痛み

 

「靴下を履こうとすると股関節の前が詰まる」

「片方だけ脚を持ち上げにくい」

「爪を切る姿勢になると足の付け根が痛い」

そんな症状はありませんか?

特に、

  • 靴下を履くと股関節が痛い

  • 足の付け根に詰まり感がある

  • 片側だけ脚を胸へ近づけにくい

  • 爪を切る姿勢がつらい

  • 車の乗り降りで股関節が気になる

  • 深くしゃがむと同じ場所が痛い

という方は、

「股関節が硬いから痛い」

だけで考えないことが大切です。

西荻窪南口きりん堂接骨院では、

「股関節をどこまで曲げると症状が出るのか」
「骨盤や腰が代わりに動いていないか」

まで確認します。


結論|靴下を履く動作では股関節を大きく曲げます

靴下を履くときには、

脚を持ち上げる
↓
股関節を深く曲げる
↓
膝を身体へ近づける
↓
足先へ手を伸ばす

という動きが必要です。

このとき働くのは股関節だけではありません。

  • 股関節

  • 骨盤

  • 腰椎

  • 膝関節

  • 体幹

が連動します。

そのため、

足の付け根が痛い=股関節そのものだけが問題

とは限りません。

大切なのは、

どの角度から詰まり、どこが代わりに動いているのか

を見ることです。


靴下を履くときの股関節痛を4つのパターンから考えます

これは病名の分類ではありません。

どの動きで負担が集中しているのかを整理するための考え方です。

① 深く曲げたときに前側が詰まるタイプ

最も分かりやすいのが、

股関節を深く曲げると足の付け根が詰まる

タイプです。

例えば、

途中までは平気
↓
膝を胸へ近づける
↓
ある角度から前側が痛い

という場合です。

このとき、

  • 何度くらいから痛いか

  • 左右差があるか

  • 脚を少し外へ開くと変わるか

  • 膝の向きを変えると変わるか

を確認します。

「曲げると痛い」だけではなく、

どの方向へ曲げると症状が変化するか

が重要です。


② 骨盤が後ろへ倒れて代償するタイプ

股関節を曲げにくい場合、

その不足分を補うように、

骨盤を後ろへ倒す

ことがあります。

すると、

股関節を大きく曲げているように見えても、

実際には腰や骨盤の動きが増えている場合があります。

靴下を履くときに、

  • 背中が大きく丸まる

  • 骨盤が後ろへ倒れる

  • 身体ごと脚へ近づく

  • 腰まで重くなる

という方は、

股関節だけではなく、

骨盤と腰の動きも確認する

必要があります。


③ 脚を外へ逃がすタイプ

靴下を履くとき、

股関節をまっすぐ曲げるのではなく、

膝を大きく外へ開いて足を持ち上げる

方もいます。

もちろん、人によって楽な履き方は違います。

ただし、

左右で大きな差がある場合や、片側だけ外へ逃がさないと履けない場合は、

股関節の動き方に左右差がある可能性

があります。

そこで、

  • 股関節を曲げる

  • 外へ開く

  • 内外へ回す

といった方向を分けて確認します。


④ 腰で身体を近づけるタイプ

股関節を十分に曲げられないと、

足へ手を近づけるために、

腰を大きく丸める

ことがあります。

その結果、

「股関節が痛いと思っていたけれど、靴下を履いた後は腰までつらい」

という方もいます。

靴下を履く動作は、

股関節だけでなく、

股関節と腰の役割分担

を見るのにも分かりやすい動作です。


「詰まり感」は痛みとは少し違う情報です

股関節の相談では、

「痛い」という言葉だけでなく、

詰まる
引っかかる
奥が重い
動かしにくい

と表現されることがあります。

この感覚も重要です。

例えば、

股関節を曲げた瞬間から痛いのか。

深く曲げた最後だけ詰まるのか。

外へ開くと楽になるのか。

左右差があるのか。

この違いを確認することで、

症状が出る条件をより具体的に整理できます。


当院で確認する5つのポイント

① 股関節を曲げる

まず左右でどこまで曲がるか確認します。

② 痛みや詰まりが出る角度を見る

途中からなのか。

最後まで曲げたところなのか。

症状が出る位置を確認します。

③ 骨盤の動きを見る

股関節を曲げたときに、骨盤がすぐ後ろへ倒れていないか見ます。

④ 腰の動きを見る

脚を近づけるために、腰を大きく丸めていないか確認します。

⑤ 条件を変えて再テストする

膝の向きや脚の開き方を変え、

もう一度同じ動作を行います。

楽になる・変わらない・強くなる

という反応を見ることが重要です。


自宅でできる簡単チェック

痛みが強くない範囲で行ってください。

チェック① 左右を比べる

仰向けや椅子に座った状態で、片脚ずつ膝を身体へ近づけます。

左右で違いがあるか確認します。

チェック② どこで詰まるか

足の付け根なのか。

お尻側なのか。

太ももの外側なのか。

場所を具体的に確認します。

チェック③ 脚の向きを変える

膝を少し外へ開くと楽になるか。

向きによって症状が変わるか確認します。


無理に股関節を伸ばせばいいわけではありません

股関節が詰まると、

「硬いからストレッチしよう」

と考える方もいます。

しかし、

詰まり感を我慢しながら強く押し込むストレッチ

はおすすめできません。

特に、

股関節の前に強い痛みや引っかかりを感じる場合は、

無理に深く曲げ続けないことが大切です。

まずは、

  • 痛くない範囲で動く

  • 深く押し込まない

  • 左右差を見る

  • 症状が出る角度を確認する

ところから始めます。


西荻窪南口きりん堂接骨院が靴下動作で重視すること

当院では、

「股関節が硬いからストレッチしましょう」

だけでは判断しません。

必要に応じて、

  • 股関節

  • 骨盤

  • 腰椎

  • 膝関節

  • 股関節の回旋

  • 片脚立位

  • しゃがみ

  • 歩行

などを確認します。

身体の状態に応じて、関節モビライゼーション、筋膜へのアプローチ、トリガーポイント療法、カウンターストレイン、メディカルマッサージなどを組み合わせます。

そして、

評価
↓
アプローチ
↓
もう一度股関節を深く曲げる

という再テストを行います。

私たちが確認したいのは、

「股関節が柔らかくなったか」だけではなく、「靴下を履く動作の詰まり感がどう変わったか」

です。


医療機関へ相談した方がよい股関節痛

次のような症状がある場合は、整形外科など医療機関での評価を優先してください。

  • 転倒や事故後から強く痛む

  • 急に体重をかけられない

  • 股関節がロックするように動かない

  • 強い引っかかりを繰り返す

  • 安静時や夜間にも強く痛む

  • 発熱や腫れを伴う

  • 症状が徐々に悪化している

股関節を深く曲げたときの痛みや詰まりは、さまざまな股関節疾患でもみられます。

そのため、

「詰まる=単なる柔軟性不足」と自己判断しない

ことも大切です。


まとめ|靴下を履く股関節痛は「どこまで曲げると詰まるか」を見る

靴下を履くと股関節が痛いと、

「身体が硬くなった」
「股関節のストレッチ不足」
「年齢のせい」

と考えがちです。

しかし私たちは、

どの角度で詰まる?
↓
脚の向きで変わる?
↓
骨盤はどう動く?
↓
腰で代わりに動いていない?
↓
左右差はある?

という流れで確認します。

大切なのは、

股関節が何度曲がるかだけではなく、股関節・骨盤・腰がどう役割分担しているかを見ること。

靴下を履くときに股関節が痛む方は、

次に動くとき、

「どの角度から詰まるのか」「脚を外へ開くと変わるのか」

を一度確認してみてください。

その違いが、股関節痛を考える大切なヒントになります。


股関節痛シリーズ

次は、あぐらをかくと股関節が痛い・開きにくい方へ。

▶ ④ あぐらをかくと股関節が痛いのはなぜ?「股関節が硬い」だけではない見分け方

 
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