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膝の内側が痛いのはなぜ?「痛い場所」だけで決めない膝痛の見分け方

2026.09.11

膝の内側

 

「歩くと膝の内側が痛い」

「立ち上がると内側にズキッとする」

「階段を降りると膝の内側が気になる」

そんな症状はありませんか?

特に、

  • 膝の内側を押すと痛い

  • 歩くと内側に違和感がある

  • 階段で痛みが強くなる

  • しゃがむと内側が気になる

  • 長く歩いた後に痛む

  • 左右どちらかだけ痛い

という方は、

「膝の内側が痛い=内側だけに原因がある」

と決めつけないことが大切です。

西荻窪南口きりん堂接骨院では、

「なぜ膝の内側に負担が集まっているのか?」

という視点から身体を確認します。


結論|膝の内側が痛くても、膝だけを見ない

膝の内側には、

  • 内側側副靱帯

  • 半月板

  • 関節周囲組織

  • 鵞足周辺

など、複数の組織があります。

そのため、

どこが痛いのか

を確認することは重要です。

しかし、それだけでは十分ではありません。

例えば、

股関節が内側へ入る
↓
大腿が内側へ回る
↓
膝の位置が変わる
↓
足部も内側へ倒れる
↓
膝内側へ負担が集まる

という動きも考えられます。

つまり、

痛みを感じている場所と、負担を作っている場所が同じとは限りません。


膝内側痛を4つのパターンから考えます

これは病名を分類するものではありません。

症状が出る動作を整理するための考え方です。

① 荷重時に痛むタイプ

座っていると大丈夫なのに、

立つ・歩く・階段など、体重をかけたときに痛む

タイプです。

この場合、

  • 両脚立ちではどうか

  • 片脚になるとどうか

  • 歩行でどの瞬間に痛いか

  • 階段の上りと下りで違うか

を確認します。

特に、

体重を乗せた瞬間

に症状が出るのか、

膝を曲げたときに出るのかを分けて考えます。


② 膝が内側へ入るタイプ

立ち上がりやしゃがみ動作で、

膝が内側へ入る

方がいます。

ただし、

「膝が内側へ入っているから痛い」

とすぐには判断しません。

膝の位置は、

股関節
↓
大腿
↓
膝
↓
下腿
↓
足部

というつながりの中で決まります。

例えば、

股関節が内側へ入りやすい。

足部が大きく内側へ倒れる。

体幹が片側へ傾く。

その結果として膝が内側へ動いている場合もあります。

そのため、

膝だけを外へ向ければいい

とは限りません。


③ 足部・足首から影響を受けるタイプ

膝内側痛なのに、

足首や足裏

を見ることがあります。

歩いたり階段を使ったりするとき、足は地面と接しています。

足部の動きが大きく変化すると、

下腿の向きも変わり、その上にある膝の位置へ影響することがあります。

そこで、

  • 足裏のどこへ体重が乗るか

  • 足首が動くか

  • かかとが大きく傾いていないか

  • 左右で足の向きが違わないか

などを確認します。

膝の内側が痛くても、

膝より下の動きが一つのヒントになる

ことがあります。


④ 股関節から影響を受けるタイプ

もう一つ重要なのが股関節です。

片脚で身体を支えるときには、

股関節周囲の筋肉が骨盤や大腿をコントロールします。

この働きが十分でない場合、

身体が片側へ傾いたり、大腿が内側へ動いたりすることがあります。

その結果、

膝の位置まで変化する

可能性があります。

だからこそ当院では、

膝内側痛でも、

  • 股関節の可動域

  • 片脚立位

  • お尻の筋肉の働き

  • 骨盤の安定性

なども確認します。


「内側が痛い」のどこなのかも重要

膝の内側といっても、

場所は一つではありません。

例えば、

関節のライン付近

膝関節の内側そのもの。

関節より少し下

鵞足周辺など。

膝のお皿の内側

膝蓋骨周囲。

このように、

指一本分の違いでも確認する組織が変わる

場合があります。

そのため、

「膝の内側が痛いです」

だけで終わらせず、

一番痛い場所を具体的に確認する

ことが大切です。


当院で確認する5つのポイント

① 歩く

歩行中のどの瞬間に痛みが出るか確認します。

② 片脚で立つ

膝・骨盤・体幹の位置を見ます。

③ しゃがむ

膝がどの方向へ動くか、股関節や足首も一緒に確認します。

④ 階段動作を見る

上り・下りのどちらで症状が出るか比較します。

⑤ 動きを変えて再テストする

例えば足の向きや身体の支え方を少し変えた後、

もう一度同じ動作を行います。

症状が軽くなる・変わらない・強くなる

という変化を見ることが重要です。


自分でできる膝内側痛チェック

痛みが強くない範囲で確認してください。

チェック① どの動作で痛む?

歩行。

立ち上がり。

階段。

しゃがみ。

どれが一番つらいか確認します。

チェック② 痛い場所を指一本で示す

「内側全体」ではなく、

最も痛い場所を具体的に確認します。

チェック③ 左右を比較する

片脚立ちや浅いしゃがみ動作をして、

左右で身体の傾きや膝の位置に違いがないか見ます。


「膝を外へ向ければいい」とは限りません

膝が内側へ入っていると、

「膝を外へ向けましょう」

と言われることがあります。

しかし、無理に膝だけを外へ向けると、別の場所へ負担が移る可能性があります。

重要なのは、

なぜ膝が内側へ動いているのか

です。

股関節なのか。

足部なのか。

体幹なのか。

それとも、その動き自体が今回の症状と関係していないのか。

ここを確認してから対応を考えます。


西荻窪南口きりん堂接骨院が膝内側痛で重視すること

当院では、

「内側が痛いから内側だけを施術する」

とは考えません。

必要に応じて、

  • 股関節

  • 膝関節

  • 膝蓋骨

  • 下腿

  • 足関節

  • 足部

  • 片脚立位

  • 歩行

  • スクワット

  • 階段動作

などを確認します。

身体の状態に応じて、関節モビライゼーション、筋膜へのアプローチ、トリガーポイント療法、カウンターストレイン、メディカルマッサージなどを組み合わせます。

そして、

評価
↓
アプローチ
↓
再テスト

を行い、

実際に痛かった歩行・立ち上がり・階段などがどう変化したかを確認します。

私たちが知りたいのは、

「内側のどこが硬いか」だけではなく、「なぜ膝の内側へ負担が集まっているのか」

です。


医療機関へ相談した方がよい膝内側痛

膝の内側が痛む場合でも、

  • 強く腫れている

  • 赤みや熱感がある

  • 急に体重をかけられない

  • 膝がロックして動かない

  • 転倒やスポーツ中に強くひねった

  • 膝が大きく腫れた

  • 強い安静時痛や夜間痛がある

  • 症状が徐々に悪化している

場合は、医療機関での評価を優先してください。

急性外傷や半月板・靱帯などの損傷が疑われる場合には、自己判断で運動を繰り返さないことも大切です。


まとめ|膝の内側が痛いときこそ「膝だけ」を見ない

膝の内側が痛いと、

「内側の筋肉が硬い」
「膝が内側へ入るから」
「膝自体が悪い」

と考えがちです。

しかし私たちは、

どの動作で痛い?
↓
どこへ体重が乗る?
↓
膝はどちらへ動く?
↓
股関節はどう動く?
↓
足首・足部はどうなっている?

という流れで確認します。

大切なのは、

痛みを感じる場所だけではなく、その場所へ負担を集めている身体の動きを見ること。

膝の内側が繰り返し痛む方は、

次に症状が出たとき、

「歩く」「立つ」「階段」「しゃがむ」のどの動作が一番つらいのか

を一度確認してみてください。

そこから、膝内側痛を考えるヒントが見つかることがあります。


膝痛シリーズ

▶ ① 椅子から立ち上がると膝が痛い方
▶ ② 階段を降りると膝が痛い方
▶ ③ 歩き始めに膝が痛い方
▶ ④ しゃがむと膝が痛い方

 

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