こんにちは、西荻窪南口きりん堂整骨院です。
急に腰が「グキッ」となって動けなくなる…。そんな経験、ありませんか?
いわゆる「ぎっくり腰(急性腰痛症)」は、ある日突然起こる強烈な腰の痛みで、日常生活に大きな支障をきたします。

しかし、ぎっくり腰になったときの対処法を間違えると、かえって症状が長引いたり、悪化したりすることがあります。
今回は、ぎっくり腰になったときに【絶対にやってはいけないこと】を5つにまとめてお伝えします。
① 無理に動いたり、ストレッチをする
痛いのに「動いたほうがいい」「筋肉を伸ばせば楽になるかも」と思って無理に動くのは危険です。
ぎっくり腰の直後は筋肉や靭帯に炎症が起きている状態。そのタイミングで体を動かすと、炎症が悪化して痛みが強まる可能性があります。
アドバイス:
発症直後はなるべく安静にし、腰に負担のかからない姿勢(横向きで膝を軽く曲げるなど)で休むのが基本です。

② お風呂で温めるのはNG
「温めたほうがいい」と思いがちですが、ぎっくり腰の急性期(48〜72時間以内)は冷やすことが大切です。
温めてしまうと血流が増えて炎症が悪化し、痛みがひどくなることがあります。
アドバイス:
冷却パックや保冷剤で10〜15分、1日数回腰を冷やしましょう。お風呂は痛みが引いてからが安心です。
③ すぐにマッサージを受ける
痛いからといってすぐにマッサージを受けるのも注意が必要です。炎症がある部位に強い刺激を加えると、かえって状態を悪化させることがあります。
アドバイス:
マッサージは炎症が落ち着いてから。自己判断せず、整骨院など専門家に相談してからにしましょう。
対処法として、腰が痛くなってしまった際のセルフマッサージのやり方を載せておきますので
是非、チェックしてみてください!
④ 痛み止めでごまかして動く
市販の痛み止めを飲むと一時的に動けるようになるため、「これで大丈夫」と勘違いして動いてしまいがちです。しかし、根本的には治っておらず、無理に動くことで炎症が広がる恐れがあります。
アドバイス:
薬はあくまで一時的な補助です。痛みがある間はなるべく動かず、回復に集中しましょう。
⑤ 無理して家事や仕事を続ける
ぎっくり腰になったまま仕事や家事を頑張ろうとする方も多いですが、それが痛みの長期化を招きます。
特に、重いものを持つ・中腰で作業する・急な動作をするなどは再発や悪化の原因になります。
アドバイス:
できるだけ安静に。どうしても動かなければならない場合は、腰に負担をかけないようにゆっくり動作しましょう。
【まとめ】
ぎっくり腰になったときは、「とにかく安静・冷却」が鉄則です。
間違った対処をすると、回復が遅れたり、痛みが慢性化することもあります。
痛みがひいたあとは、再発予防のためにインナーマッスルの強化や姿勢の見直しがとても重要です。
西荻窪南口きりん堂整骨院では、ぎっくり腰の急性期の対応から、再発を防ぐための施術・セルフケアのアドバイスまでトータルでサポートしています。
「ぎっくり腰になってしまった…」「また繰り返したくない…」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
