腕が後ろに回らない原因とは?医学的視点から解説!効果的なマッサージ方法もご紹介
「腕が後ろに回らない」と感じたことはありませんか?
例えば、服のファスナーを上げようとしたり、背中をかこうとしたときに「引っかかる感じがする」「痛くて動かせない」などの症状が出ることがあります。
この状態にはさまざまな原因が考えられますが、放置すると肩こりや四十肩・五十肩のリスクも高まるため、早めの対策が大切です。
今回は、西荻窪駅徒歩5分、西荻窪南口きりん堂接骨院が 医学的な視点 から原因を解説し、改善に役立つマッサージ方法も紹介します。
腕が後ろに回らない主な原因
① 肩関節の可動域制限(肩関節周囲炎・四十肩・五十肩)
肩の関節(肩甲上腕関節)は、本来とても広い範囲で動く構造になっています。
しかし、肩の関節や周囲の組織に炎症が起こると、動きが制限されてしまいます。
特に 「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」 は、腕を上げたり後ろに回したりする動きが困難になります。
✅ 症状の特徴
・突然肩の痛みが出る(特に夜間痛)
・肩を上げたり、後ろに回す動きが困難
・腕を動かそうとすると痛みが強まる
四十肩・五十肩は加齢による関節の変化が原因ですが、長時間のデスクワークや運動不足によっても起こりやすくなります。
② 筋肉の硬直(特に肩甲骨まわりの筋肉)
腕を後ろに回す動作では、肩甲骨の動き が重要です。
しかし、長時間のスマホ操作やデスクワークにより、肩甲骨が固まり、動きが悪くなると、腕をスムーズに後ろに回すことができません。
特に以下の筋肉が硬くなると、腕の動きが制限されます。
・肩甲下筋(けんこうかきん)
肩の内側にあるインナーマッスルで、腕を内側に回す働きをします。
硬くなると腕の可動域が狭くなります。
・大胸筋(だいきょうきん)
胸の前にある大きな筋肉で、姿勢が猫背気味の人はこの筋肉が縮みやすく、肩甲骨の動きを邪魔します。
・広背筋(こうはいきん)
背中の大きな筋肉で、硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、腕を後ろに回しにくくなります。
③ インナーマッスルの衰え
肩を支えるインナーマッスル(特に ローテーターカフ と呼ばれる筋群)が衰えると、腕をスムーズに動かせなくなります。
運動不足や加齢による筋力低下が原因で起こりやすくなります。
✅ インナーマッスルの低下を感じるサイン
・腕を後ろに回すと違和感がある
・肩を回すとゴリゴリ音がする
・肩を支える力が弱く感じる
改善のためのセルフマッサージ方法
腕が後ろに回らない原因は、筋肉の硬直や関節の可動域制限が多いため、マッサージで筋肉をほぐすことが重要です。
① 肩甲下筋のマッサージ
- 片手を反対の脇の下に入れ、肩の前側(脇のすぐ奥)に指を押し当てる。
- 痛気持ちいいポイントを探しながら、円を描くようにゆっくり押し回す。
- 30秒ほど続ける。
② 大胸筋のストレッチマッサージ
- 壁の横に立ち、肘を90度に曲げた状態で手を壁につける。
- そのまま体を反対側にゆっくりひねり、大胸筋を伸ばす。
- 20~30秒キープする。
③ 広背筋のマッサージ
- 仰向けになり、テニスボールを背中の下に置く(肩甲骨の下あたり)。
- ゆっくり体を前後に動かしながら、広背筋をほぐす。
- 1分ほど続ける。
④ 肩甲骨はがし
- 両手を肩に置き、肘を大きく回す。
- 前回し・後ろ回しをそれぞれ10回ずつ行う。
- 肩甲骨が動く感覚を意識する。
西荻窪南口きりん堂接骨院での施術がおすすめ!
セルフケアだけでは改善しない頑固な肩の可動域制限や痛みには、施術を受けることが重要です。
西荻窪南口きりん堂接骨院では、以下の施術を組み合わせて、腕が後ろに回らない症状を改善します。
✅ 筋膜リリース施術 – 肩甲骨や広背筋の癒着をはがし、可動域を広げる
✅ 骨格矯正 – 猫背や巻き肩を改善し、肩甲骨の動きをスムーズにする
✅ 鍼灸治療 – 深部の筋肉をほぐし、血流を改善する
✅生活指導とセルフケアの提案
日常生活における姿勢改善や、負担をかけない動作、セルフケアの指導を行います。
これにより、日常的な負担を軽減し、症状の改善をサポートします。
関連深い簡単なセルフケア動画がありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
当院は 西荻窪駅南口から徒歩5分 と通いやすい立地で、肩こりや四十肩・五十肩の施術にも力を入れています。
「腕が後ろに回らない」「肩の動きが悪い」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ
腕が後ろに回らない原因は、 肩関節の可動域制限、筋肉の硬直、インナーマッスルの衰えなどが考えられます。
特に、肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると、動きが悪くなるため、日頃から マッサージやストレッチでケアすることが重要 です。
もしセルフケアで改善しない場合は、西荻窪南口きりん堂接骨院で専門的な施術を受けることをおすすめします!
肩こりや四十肩の予防にもなるので、ぜひ一度ご相談ください。