肩こりは日本人の国民病
こんにちは。西荻窪駅南口から徒歩3分のところにある西荻窪南口きりん堂整骨院です。
今回は日本人と肩こりをテーマにお伝えさせていただきます。
海外では、「こり」 という英単語はありません。英語では 「stiffness (硬い)」と表現しま す。肩まわりの筋を使いすぎて硬くなった、立ち仕事が長くて腰が張った、歩きすぎてふ くらはぎが張った。 これら全て 「stiffness (硬い」 で表現できるのです。 ちなみに、 stiffness shouldersは肩こりを示します。
日本人はとても真面目です。 小学校から授業中はイスに座り続け、前を向いて真面目に 授業を受けることを教えられます。それでも休み時間はからだを大きく動かして筋肉の 環をうながし、こりを自然とやわらげています。
中学、高校になると運動してもストレッチをしないままイスに座って宿題をしたり、塾 通いが始まり、受験戦争のなかでからだの動きがこじんまりしていきます。 中学生で成長 に骨が伸びるのに筋肉の柔軟性が追いつかず肩こりや腰痛を訴える子どもも増えてきます。
また、キッチンでは流し台の高さが低すぎるとねこ背になり、高さが高すぎると反り腰になっ て腰痛になる人もいます。
机やイスの高さも自分に合っていないものを 使わざるをえない状況が続くと、ねこ背や反り腰 になり、不良姿勢をますます悪くしていき、こ りもひろがっていきます。
最近の小学校では、イスだけでなく、机の高さ 調節できるものの使用が増えてきました 。 このようなイスや机を普及させるような環 境整備も重要です。
ちなみに理想的なイスの高さは、身長×0.25 (0~2)、作業する際の理想的な机の高さは、身長×0.25(0~2)+身長×0. 183) (0~2)
理想的な流し台の高さは、身長÷2+(5~10) mです。
また、人の筋肉は最も短くなる長さと、最も長くなる長さを本来はもっています。 子ど もは、からだを大きく動かし、筋肉を充分に伸ばして縮めています。 しかし、年齢が上がるにつれ、筋肉を短い範囲でしか使わなければ硬くなって短くなり、逆に伸びた長い範囲でしか使わなければその筋力は弱くなってしまうのです。
ねこ背でいえば、胸の前が短く硬くなり、背中の筋肉が伸びた状態で筋力が低下していく状態です。 ねこ背姿勢で頭がからだの前に出た状態は、肩こりや首こりの原因と して多く見られます。
西荻窪南口きりん堂整骨院では、徒手療法、運動療法、運動や生活の指導など、肩の痛みを改善するための治療を行います。
肩の痛みを感じたら、痛みに悩んでいたら、がまんしないで西荻窪南口きりん堂整骨院を受診してください。お待ちしております!
参考資料:肩こりの9割は自分で治せる 著作:理学療法士 医学博士 竹井仁