西荻窪南口きりん堂鍼灸接骨院・整体院|肩こり・腰痛の整体なら当院へ

西荻窪南口きりん堂鍼灸接骨院・整体院
各種保険取扱い交通事故対応
診療時間
予
約
優
先
西荻窪駅徒歩3分 予
約
優
先

BLOG

天気や気圧で頭痛が出るのはなぜ?「低気圧だから」で終わらせない頭痛の見方

2026.09.25

 

天気予報を見る前から、

「今日は頭が重いから雨が降りそう」

と感じる。

台風が近づくと、こめかみがズキズキする。

雨の日だけではなく、晴れる前にも頭痛が出ることがある。

そんな経験はありませんか?

最近では「気圧頭痛」「天気痛」という言葉も知られるようになり、

「低気圧だから仕方ない」

と思っている方も多いかもしれません。

でも、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。

実際の頭痛は、

気圧だけを見ても説明できないことがあります。

西荻窪南口きりん堂接骨院では、

「雨の日に痛いです」

と言われたとき、

天気だけではなく、

その前日の睡眠、気温、光、首肩の状態、食事、疲労、頭痛が始まった時間

まで一緒に振り返ることがあります。


雨の日ではなく「変化した日」に出ていないか?

例えば、

昨日も雨。

今日も雨。

でも昨日は頭痛がなかった。

今日は痛い。

この場合、

「雨だから頭痛」

だけでは説明しにくくなります。

反対に、

晴れていたのに午後から急に頭痛が出て、

夜から天気が崩れた。

という方もいます。

つまり、

注目したいのは天気の種類より、

“天候が変化しているタイミング”

です。

近年の研究でも、天候変化と片頭痛との関連は報告されています。2025年に公表された31研究のメタ解析では、気温や大気圧の変化と片頭痛発作との関連が示されました。一方、湿度については明確な関連が確認されませんでした。つまり「雨の日なら必ず頭痛になる」という単純な関係ではありません。


「気圧1000hPa以下になったら痛い」とは限りません

気圧アプリを見ながら、

「今日は1000hPaだから頭痛が出た」

と考える方もいます。

ただ、実際には、

絶対的な気圧の数字より、変化の仕方に反応しているように感じる方

もいます。

また、天気が変わる日は、

気圧だけではなく、

  • 気温

  • 光の強さ

  • 湿度

  • 睡眠

  • 活動量

  • 水分摂取量

なども一緒に変化します。

American Migraine Foundationでも、天候に関連する片頭痛の誘因として、気圧だけでなく、気温、強い日差し、暑さ・寒さ、乾燥、嵐など複数の環境因子を挙げています。

だから、

「低気圧=原因」ではなく、「天候が変化する日に、自分の身体で何が重なっているのか」

を見る方が実際的です。


私なら「天気」より先に3つ聞きます

天気で頭痛が出るという方には、

まず次の3つを聞きます。

昨夜は眠れましたか?

台風前だから頭痛が出たと思っていても、

前日に仕事が忙しく、

寝る時間が遅かった。

何度も目が覚めた。

朝から疲れていた。

ということがあります。

睡眠パターンの変化は、片頭痛の誘因になり得るとされています。

頭痛が出る前に首肩はつらくありませんでしたか?

朝から首の付け根が重い。

午後になって後頭部までつらい。

その後、頭痛が出た。

という方もいます。

この場合、

「気圧だけ」の問題ではなく、

首肩の負担が強い日に天候変化が重なっている

可能性も考えます。

光や音までつらくありませんか?

天気の変化で頭痛が出る方の中には、

「ズキズキする」

「動くとつらい」

「光がまぶしい」

「音がうるさく感じる」

「吐き気がする」

という方もいます。

こうした特徴は片頭痛でもみられます。国際頭痛分類では、片頭痛は拍動性、中等度〜高度、日常動作で悪化すること、吐き気や光・音への過敏などが特徴として整理されています。

この場合、

「気象病だから首をほぐせばいい」

とは考えないことが大切です。


頭痛アプリより「自分のメモ」の方が役立つこともある

天気頭痛が気になる方には、

1週間でもいいので記録してみることをおすすめします。

ただし、

「今日は雨だった」

だけではなく、

次のように記録します。

9月18日

14時ごろから右こめかみがズキズキ。

朝から首が重かった。

睡眠5時間。

昼食が遅かった。

雨はまだ降っていない。

夕方から天気が崩れた。

このくらいで十分です。

American Migraine Foundationでも、天候や食事、症状などを記録する頭痛日記を使って、個人ごとのパターンを探す方法が紹介されています。

1回では分かりません。

でも、

3回、5回と記録すると、

「雨の日」ではなく「寝不足+天候変化の日」に出ている

など、自分なりの特徴が見えてくることがあります。


予報を見すぎて不安になる必要はありません

「明日は気圧が下がる」

と知った瞬間から、

「明日は絶対頭痛になる」

と不安になってしまう方もいます。

天気そのものは変えられません。

だからこそ、

コントロールできない気圧ばかりを見るより、

自分で調整できる部分を整える

方が現実的です。

例えば、

睡眠時間を大きく崩さない。

食事を抜かない。

水分をとる。

長時間同じ姿勢を続けない。

首肩が重くなる前に一度休憩する。

こうしたことです。

天候に敏感な片頭痛でも、規則的な睡眠・食事・活動など、生活リズムを整えることが推奨されています。


西荻窪南口きりん堂接骨院では「天気」を施術するわけではありません

当然ですが、

気圧そのものを変えることはできません。

だから当院で見るのは、

天候が変化したときに、身体のどこへ負担が出やすいのか

です。

例えば、

天気が崩れる前になると、

首の付け根が重くなる。

肩が上がる。

後頭部までつらくなる。

長時間のデスクワークと重なると頭痛が出る。

という方なら、

頚椎、胸椎、肩甲骨、胸郭、首肩周囲の状態などを確認します。

身体の状態に応じて、

関節モビライゼーション、筋膜へのアプローチ、トリガーポイント療法、カウンターストレイン、メディカルマッサージなどを組み合わせます。

ただし、

「気圧頭痛なので首をほぐしましょう」

とは考えません。

頭痛の特徴によっては、医療機関で頭痛そのものを評価してもらうことの方が重要です。


「天気のせい」で済ませない方がいい頭痛

毎回天候の変化と一緒に出るからといって、

新しい頭痛まで全部「いつもの気象頭痛」と考えるのは注意が必要です。

特に、

  • 突然起こった非常に強い頭痛

  • 今まで経験したことがない頭痛

  • ろれつが回りにくい

  • 手足に力が入りにくい

  • 意識がおかしい

  • 強い発熱がある

  • 視界がおかしい

  • 強い吐き気や嘔吐を伴う

場合は、速やかに医療機関へ相談してください。


「雨の日に痛い」から一歩進めてみる

天気が悪いと頭痛が出る。

それ自体は珍しい話ではありません。

ただ、

次に頭痛が出たとき、

天気予報だけを見るのではなく、

昨日は眠れた?

食事は取った?

首肩は先に重くなっていなかった?

光や音はつらい?

何時から頭痛が始まった?

まで振り返ってみてください。

「低気圧だから仕方ない」

ではなく、

自分の場合は何が重なったときに出やすいのか。

そこまで分かると、

天候そのものは変えられなくても、

頭痛との付き合い方は少し変えられるかもしれません。


頭痛シリーズ

▶ ① 朝起きたときから頭が痛い方

▶ ② 夕方になると頭痛が出る方

▶ ③ 後頭部がズーンと重い方

▶ ④ 目の奥まで痛い・重い方

▶ 頭痛シリーズ一覧へ戻る

 
ブログ一覧へ戻る
TOP